専攻分野: 環境ガバナンス・ファイナンス、国際関係論、
開講言語: 日本語
PEARL生: 英語での卒業論文の執筆可
<活動内容>
2024年度から始まる新しい研究会です。持続可能な社会の実現には、国際・国内・地方といったマルチレベルの目的の異なる「公式・非公式の制度(法・政策・計画など)」や役割や関心の異なる「アクター(国際機関、政府、金融機関、企業、非政府組織、市民)」間の相互作用を理解しながら、目標達成に向けたこれらの良いガバナンスのあり方(制度・アクターの関係性やそのプロセスなど)を分析し、社会システムをどのように変革できるかを考える必要があります。
本研究会では、国際関係論を軸に、持続可能な開発目標(SDGs)、環境目標を達成するためのガバナンスやファイナンスのあり方について学びます。切り口は様々ですが、先進国・新興国・途上国、多様なセクター(エネルギー、土地、交通他)の課題や、環境分野と他の社会的課題(例:健康、貿易、ジェンダー、DX)との関係性など、ゼミ生の関心に合わせたテーマを取り上げます。学術的な文献だけでなく、国連関係の報告書や文書なども活用し、国際的な政策プロセスを学ぶこともできます。
本ゼミ:火曜日3限、4限(4限の演習も履修が必要)
環境関連
森田香菜子研究会(P)
(26卒)2024年度より新規募集開始のゼミです
ゼミ紹介
教員紹介
森田香菜子(モリタ カナコ)
Morita Kanako
慶應義塾大学総合政策学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士前期・後期課程修了。博士(学術)。
国立環境研究所、慶應義塾大学、森林総合研究所、国連大学サステイナビリティ高等研究所(非常勤)を経て、2024年度より経済学部に着任。
持続可能な開発や環境に関する様々な国連のプロセスに参画。例えば、国連気候変動枠組条約、生物多様性条約などの国際交渉の担当や、国際的な科学的アセスメントであるIPCCやIPBESの主執筆者などを経験。
経歴・研究など https://researchmap.jp/k-morita