長谷川淳一研究会では都市に関すること全般を扱えます。これまでは主に現代都市を都市計画の観点から“定性的”に分析してきました。例年、はじめは文献の輪読を行い、都市計画への理解を深め、その後は三田祭やインゼミに向けて共同テーマについての研究を進めます。
テーマはゼミ生自ら決定し、昨年は生産緑地、一昨年は山手線の新駅について扱いました。先生はゼミ生の活動を温かく見守ってくださります。
長谷川淳一(ハセガワ ジュンイチ)
Hasegawa Junichi
現代社会の諸問題を考える際に、様々な資料・史料を駆使できることは、極めて恵まれたことです。ひとたび大学を卒業すると、そう簡単には見られないものも少なからずあります。史資料へのアクセスが容易になったことで、研究の土台は格段に分厚くなったと感じています。それを幸福に感じ、研究にのめり込みたいという人と出会えればと思います。
© 慶應義塾大学 経済学部ゼミナール委員会